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心地よい身体への重みに、次第に私の方が微睡んでいた時…



「ん…?」



胸元に感じた動きに、フッと目が覚めた。


そっと触れたかと思うと、そのうちキュッとその先を掴まれて私はビックリして顔をあげたのだ。



「あれ?
ひな起きちゃった?」



「お 起きちゃった?じゃなくて、慎吾くんが眠ってたんでしょっ!」



まるで私の方がうたた寝しちゃったみたいな言い方してるけど、私は慎吾くんの下敷きになってたんだから動けなかっただけなんだからねっ!



「あははっ、そんなムキになっちゃって。
せーっかく寝てるひなを食べちゃおうと思ったのにさ」



「――――――っ」



そうだった。

本当なら今から食べられちゃう所だったのに、慎吾くんが寝ちゃったら延期になったんだっけ!




「寝てる時のひなも、かわいかったよー。ホント、正に食べちゃいたいくらい。
…てゆーか、今から食べちゃうんだけど」



「ぁ…っ」



そっと私のTシャツの中に手を入れた慎吾くんは、そのままモゾモゾと上の方へと這っていき、2つの膨らみを捉えた。




「ん、もぉ…っ」



なんて言いながら、触れられる事にドキドキ心地よさを感じて嬉しくなっちゃう。



「あはっ。かわいーねぇ、ひな。
じゃ、いっただきまーっす」



「…ん……っ」