調査結果にケチをつけられたからか、瑛は余計不機嫌になってしまった。
「あー、でも、女たらしよりいいじゃないですか。
恨まれることもないし、ね?」
「そうですね。岡崎さん、すみません」
「……ふん。
ちなみに二人とも、恋愛関係以外のトラブルもこれと言って浮かんできていない」
「ほんとに、人畜無害な人ですね……織田様って」
「けっこうなことだ。
一応新婦の元恋人のところにしの…いや、調査員を送っておく。
他の招待客については、まだ調査中だが…あまり期待はしないでほしい。
また何かわかったら、連絡する」
岡崎はそう言うと、まりあにだけ目配せをして、さっさと部屋を後にした。



