岡崎はまりあにクリップで留めた書類を渡した。
「えっと、この人の会社、探偵みたいなこともできるんで、織田様と甲斐様の身辺調査を依頼しててですね……」
まりあはセッテに説明しながら、書類に目を通す。
「結果、脅迫状の犯人は新婦側の関係者だろうということになった」
岡崎は短い言葉で説明する。
「新婦側には、まだ結婚をしていない元恋人がいる。
新婦は、新郎と元恋人と同時に交際していた時期がある。
限りなく怪しいのは、そいつだろう」
「へえ」
「他にも、新婦が勤めていた大型スーパーでは、彼女を気に入った男性客がストーカーもどきの行為をしたこともあるという。
しかも、一人ではないらしい。
その線も捨てきれない」
「はあ」
確かに、甲斐陽子は可愛かった。



