「起きてんならさっさと起きろよ」


「意識はあったのに体が寝てたんですーっ」


ベーッと舌を出すと、恭先輩はものすごい速さで…

あたしの舌を口に入れた。


「んっ…!?っ…」


突然すぎてよくわからないあたしは首を振って抵抗。


「………おとなしくしろよ」


あたしの後頭部は恭先輩の腕でしっかりホールド。


でも舌を自分の口に引っ張り返した。


「っん、は…」


ちゅ、ちゅ、とわざと音を立てる恭先輩。