藤波先輩の服をぎゅっとつかんで膝から転げ落ちそうな体を支える。


ちゅ、ちゅ…と恥ずかしいリップ音が病室に響く。


「…乃愛…」


「恭…せんぱ…」


苦しくなって唇を離すと藤波先輩と目が合った。



「……苦しく…ないんですか…」


「嬉しいから苦しくない」


なななな……/////


大胆////


「ほら、恭って呼んでいいよ」


「へっ…?」


「早く。恭って呼んで」


「きょ…恭…先輩…」


「先輩はいら「恭……」