政略恋愛。




藤波先輩の運転で…
少し遠くの温泉旅館に泊まりにきました。


あたしは業者に頼んでこの旅行の間にあたしの荷物は移動。


雅がしばらく預かっててくれるみたい。


「ついた」


「キレイですね」


チェックインを済ませて露天風呂に向かった。


「げ」


混浴…


もうガリガリなんだよ…

がいこつみたいに…。


「藤波先輩…」


水も滴るいい男。

まさにそんな感じだった。


「……………」


目があったら少し笑った。