「そっ…か…あいりちゃん…だっけ…」


「そうだよっ…!」


「…………ずーっと…みてるね…のあ…」



え……


「お姉ちゃんっ、お姉ちゃんっ!」


やっと仲良しになれたのにっ…




「いやぁぁぁぁぁぁあ!!!」



ピーーーーーーーー………



感情のない機械音とあたしの泣き叫ぶ声だけが、静かな病室に響いていた。