泣いてなんか… 「ごめん、強く言い過ぎた」 「恭のせいじゃないよ…」 「でも「名前考えてたんだよ」 「名前?」 「うん、“愛”ってあたしにも入ってるんだよねって」 「入ってるだろ」 「だけど親に愛されなかったから産まれてきた子にはたくさん愛情をあげたいな、って」 「乃愛が親か」 笑われた! 「なんだよー?」 恭の胸板をパンチ! 「大事にするから、乃愛も、子供も」 「そうしてください」