翌朝。


藤波先輩はオフらしく、あたしが起きたときに朝ご飯を食べていた。


「………………」


「……おはよう…ございます…」


「………………」


「……あ…の…昨日はすいませんでした…」


「………………」


ねぇ藤波先輩…?

あたしの声…聞こえてないの…?


「藤波「朝からうるさいんだよ」


グサッと、心に突き刺さった。


「…………すいません…」


藤波先輩は立ち上がってあたしの横を通り過ぎた。