「ぁ…う…」


きょどるあたし。


「ねぇ、これなに?」


ニヤリと悪魔の笑みを浮かべる、恭先輩。


「…し…下着です…」


「乃愛ってこんな派手だったっけ」


黒地に濃いピンクのドット柄。


「これも…乃愛エロいな?」


今度はいわゆる紐パン。


「やばい、鼻血出そう」


「変態っ…!」


綾香先生は何を買ってるんだ!


「早く帰ろーな…乃愛」


「うん」


あたしの頭をそっと撫でながら恭先輩は柔らかく笑った。