けたたましい目覚まし時計の音で目を覚ました。 隣には気持ち良さそうに寝息をたてているきれいな少年。 …眠っていれば完璧なのに。 目覚ましが鳴っても起きないなんて、相当疲れていたようだ。 勝也くんを寝室に残して、シャワーを浴びる。 髪を乾かし、いつものように朝食を摂りながらニュースを見た。 世界で何があったのかなんて、この大きいようで小さな街で暮らすあたしには関係ないのに。 そんな幼稚な考えをしているから、どんな残酷なニュースを見ても、あたしは客観的にしか見ることができなかった。