「困ったもんだねー
ここにヤロー1人増えていく度にあのお姫様は狼に囲まれていくのに」
「しゃーねぇだろ
てかさっき兄貴夏希って呼び捨てしてたぞ
昔の癖か?」
「マジか
その方が呼びやすいのは呼びやすいんだけどな
もし外で言ってしまったときオレは女のことを誰でもチャン付で呼ぶから誤魔化せるかなーってな」
「兄貴も苦労してんだな」
「当たり前だろうがボケぇ
オマエはオレのどこを見てんだよ」
「え、バカな姿」
「オマエはっーー!!」
こんな会話は夏希の耳には入っていなかった
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