目が覚めると16時だった。 14時までは記憶があった。 ってことは、2時間近く寝てたのか? 体を起こしたらパサって音がした。 寝ている間にかけてもらったのか、タオルケットが落ちていた。 「起きた?」 おばさんがお茶を持ってきてくれた。 「あ…すみません」 俺の頭はまだ少し眠っていた。 「あらぁ!良いのよ?遠慮しないでね?」 おばさんはいつも暖かい。 美羽は幸せだといつも思ってしまうんだ。