君に Ⅰ


「お前にパパとママはもういない。
お前は一人ぼっちなんだよ!!」


このとき、私は心がえぐりだされるような感覚に襲われた。

私が呆然としていると、
「パパたちがいないやつなんて、気持悪い!
どっか行っちまえ!!」


その男の子はあまり深く考えていなかっただろう。


そのときは4歳くらいの年。

そんなこと私も言われるなんて思ってもいなかっただろう。


その後大泣きして帰ったのをよく覚えている。



その次の日から、よく男の子に言われた。

「お前、ママとかいないんだってな。」

「親戚もいないんだろ?」

「ひとりぼっちーーー!!」

「「「ははははははは」」」