私は廊下を走っていた。 「葵・・・。私、頑張るからね。」 そうつぶやいた。 そのときだった。 パンッという音が2回聞こえた。 私は時が止まったようにその場に倒れこんだ。 1発目が右肩を通り抜けた。 2発目が左の太ももを掠めた。 肩から赤い血がにじみ出てくる。 太ももからは血がたれてきた。 痛い。 でも、ここで倒れたら殺される。