君に Ⅰ


舞歌・・・ではない。


男の声だ。


それと同時に銃声が聞こえてきた。

「おい!てめぇ!!」

男は怒り狂って舞歌に銃を近づけようとしたときだった。



俺たちのことを見つけた。



にやっと笑ったとき、舞歌が叫んだ。


「みんなには、攻撃しないで!
私はこっちだよ!!」


それでも体の向きを変えない。


舞歌は、深呼吸をした。


次の瞬間だった。