だから...、結構危ないんだ。 そんな事を考えていると、理紗が男に頭を下げて、家の中へ入って行った。 そして、それを切なげに見る男────......。 なんか...、ムカつく。 あいつ、絶対に理紗の事好きだよな。 「ただいまー!」 理紗が、元気に家の中へ入って来た。 その姿を見ただけで、癒される俺。 ......自分でも気持ち悪いと思う。 「ん、お帰り」