「俺は、絶対どこにも行かないから。理紗は安心して休んでろ」 「うん...。亮一ありがと...」 そう言うと、理紗の体からくたりと力が抜けた。 安心して寝たのか...。 俺は、理紗の額に軽くキスをすると、再びベッドに寝かせた。 これからは、絶対寂しい思いさせないから。 だから、俺から離れるなよ? 理紗の熱い手を握りながら、そう思った。 *END*