――――――――
「うっわ!!この落書きまだ残ってんじゃん!!」
「油性ペンってすごいっ!!」
「……雨苗…なんかズレてね…?」
藤咲も私も懐かしい校舎や雰囲気に昔と同じくらいはしゃいでいた。
さっきまでの気まずい空気が嘘のようだった……
このまま時が止まればいいのに、なんて馬鹿みたいなことを考えてしまう程…
でも魔法が解ける時はすぐ側まで来ていた……
「あれ…ここって……」
―ガラッ…―
片っ端から開けていた教室…
そして藤咲が開けた教室は……
あの日の教室だった……
(最後のわがままです)
(君への想いを伝えさせて下さい)
―あの日と同じこの教室で…―
「うっわ!!この落書きまだ残ってんじゃん!!」
「油性ペンってすごいっ!!」
「……雨苗…なんかズレてね…?」
藤咲も私も懐かしい校舎や雰囲気に昔と同じくらいはしゃいでいた。
さっきまでの気まずい空気が嘘のようだった……
このまま時が止まればいいのに、なんて馬鹿みたいなことを考えてしまう程…
でも魔法が解ける時はすぐ側まで来ていた……
「あれ…ここって……」
―ガラッ…―
片っ端から開けていた教室…
そして藤咲が開けた教室は……
あの日の教室だった……
(最後のわがままです)
(君への想いを伝えさせて下さい)
―あの日と同じこの教室で…―