白い手紙  ~ 二つの心~






 すうっ、大きく息を吸う。




「夜光君待ってってば~~~~っっ!!」





 周りの人も私を見ている。

 そりゃそうだ。人に聞こえるように大声

 を出したんだから。



 
 あ、あは。ちょっと恥ずかしいかも///



 後から恥ずかしさがやってきて私は顔を

 下を向いた。




 そっか。やっぱりね。
 
 私なんかどうでもいいか...。




「.....ぁ、はあ...おいっっ!!」



「は、はいっっ!!」