白い手紙  ~ 二つの心~





 じ~っと睨まれていたら、いきなり

 私の舐めていたちゅぱを奪い取られて

 しまった。




 あ~~っっ!!私のちゅぱ!

 

「もしかししたら、まだ続くかもしれな

 いの。日向を...私の娘を殺そうと

 する人が昨日、私のところにこれを」



 風真さんは鞄の中を何やら探している

 間に、私は奪われたちゅぱを取ろうと

 座ったまま、手を伸ばした。



「おい。これは俺のだ。勝手に食うな」



 ぐいっ....ぱくり。