白い手紙  ~ 二つの心~




 
「どうぞ。こちらです」




 ベアが和式ドアを開けると、そこには

 20~30代の綺麗な女性がいた。




「あ、夜光君!あら?あなたは...」




 綺麗な人~...知り合い、なのかな?

 彼女、だったり...。



「こちらは風真美希子(ふうまみきこ)

 さんと言って、病院に行った女の子の

 お母さんです」



 ベア君のわかりやすい説明と共に

 お辞儀をした。