白い手紙  ~ 二つの心~





 夜光君、苦しそう...。




「わ、わかった!」




 ぐったりとそこに座る夜行の元に

 頭を支えて薬を飲ませた後、水を

 ゆっくりと飲ませた。




「..わ、るい...こんな姿、お前にだけ

は見られたくなかったんだが」




「ううん!別に気にしない!そんなこと

より安静にして寝ててよ!」 






 いつも私に意地悪してるくせにこんな

 時に病気なんて...嫌だよ...夜行君!