「なぜここに来たっ...!」



「だって...心配だったんだもん!!」




 叫び声がここの部屋に響く。




「空様...」



 

 とてて、とベアが私に近づいてきた。
 
 そっと手から渡された物は、袋に

 入っている白い粉だった。




「夜光様、これはもう隠す必要はない

じゃないですか?」




 苦しそうに夜行はこっちを睨む。