～空side～
な、なんでここに夜行君がいるの！？
しかも目が合っちゃったけど...。
夜光君、病院になにか用があったの
かな...？
早足でずんずんと歩いているとあっと
いうまに３０４号室に着いた。
確か夜行君は３０６号室に入って
行った...よね？
少し気になるけど諦めて私は病室
に入った。
「あ！空～！最近ぜんぜん来てくれない
から私寂しかったんだよ～！」
うわ～んと泣く真子をどーどーと
慰める。
「ごめんね...これからは毎日来るよう
にするからゆるして！このとーり！」
真子の前で手をあわせる。
