白い手紙  ~ 二つの心~





「まぁとりあえず、朝ごはんを.....

ふあぁ~...」




 手でふさぐようにあくびをしながら

 リビングへと歩く。




「ベア君、寝相の悪い夜光君を呼んできて

くれない??」




 カタコト、となべが音を立てている。




「あいあいさ~!」



  
 
「誰が寝相が悪いって?」





「わっ!や、夜光君いたんだ...って

あれ?源田さんも。いつ来られたんですか?」



 俺が久々に朝起きているのが珍しそうに
 
 空は目を丸くする。





「つい今さっきだ。おい。夜光。お前

 幸せものだな~おい。朝から空ちゃんの

 飯が食えるなんてな!」





「いい加減にしてください」




 少しいらっときた。