もう何もかもが崩れて壊れていった私の

心の中には、みーちゃんしかいなかった。



 みーちゃんだけが、光、だった。




「おい、大丈夫か!しっかりしろ!おい!」



 
 どこか遠くで、誰かが私を呼んでる。

 これはー...。
 



  お父さん??




 どんどん意識が薄れて、何も考えられなく

 なっていった。