「っく・・・」 そして、体全体が温もりに包まれる。 パサ----- 千尋の持っていた傘は地面に落ちてしとしとと制服が濡れていく。 シトラスミントの甘い香りが頭の回転を遅くする。 力強い千尋の腕。 ポンポンと私の頭をなでる手。 今の私には毒だった。 何が、なんだかわからない中で・・・ でも、今はすごく甘えたかった。