腹黒天然な俺様







「っち・・・おいっ、おいっ!」








私は隣の千尋を置き去りにして走り出した。



もう、千尋に構える余裕なんて残っていなかった。



わかんない、わかんない。



他の女の子と付き合えるのに私にキスなんかするの?



どういうこと?


先輩からして私はただの性処理道具だったんですか?



そして、私が入った小さな公園。



閑散としていて人はいなかった。




・・・ああ、ここも先輩と来た場所だっけ?





確か、ここで初キスして、それが私のファーストキスで。




でも、先輩はその時から私以外の女の子と付き合っていたんでしょう?