そして、夕日も沈む頃-----




「んんっ・・・せんぱ・・・ぃ。」



「杏、こういう時は名前で呼んでよ?春樹って。」



「ひゃっ・・・!誰か来たら困ります!」



先輩に押し倒される私。


これは毎度のことで・・・



別に不謹慎とか思わないでよ?



先輩は私の服の中に手を忍ばせた。


「きゃっ・・・はる・・と。」


「よくできました、杏。」



先輩は自分のネクタイに手をかけた。


その時だった・・・







これが、私とあいつの関係の始まり。