腹黒天然な俺様



杏side


そして迎えた次の日。


「絶対勝つから!」


「そう、頑張れ~」


余裕なようにヒラヒラ手を振って隣のクラスに入って行った千尋。


もともと勝負事は結構好きなんだ。


勝ったら何してもらおうかな?



「笑顔、キモイ。」


「ん?あっ、京香と妃稲ちゃん!」



振り返ると呆れ顔の京香と隣ではにかむ妃稲ちゃんがいた。

2人は入学式から喋りかけてくれた。



「何かいいことでもあった?…英語のテストだっていうのに。」


「えへへ。」


「更にキモイわ。」


千尋には言わなかったけど英語って得意なんだよね。