千尋side


俺は拾われた…

雨の中、傘を差し出してきた淫○女の母さんに。


ブランコに座ってこの先を考えていた。


>生きる

>死ぬ

>生きる



って、結局あのまま公園に置きざりだったらホームレスの方とお友達になって死ねんだろうけど…



ああ、


面倒くさい。



俺は面倒くさいコトが一番キライ。


はあ、っとため息をついた。



なのに、


なのに…


「何で、お前と一緒の部屋なんだよ。」


隣で布団を引き始めたソイツに言った。

外見は守備範囲。



俺の好きなタイプじゃない。