ピピッ…



ピピピっ



「んー…」



あたしは目覚ましのボタンをして起きた。



うっー。



懐かしい夢だったなぁ。



いちごの夢だった。



あたしは一回伸びをしてベッドから起き上がった。



そして学校へ行くために支度を始めた。



「おはよー…」


あたしはお母さんに挨拶をした。



「おはよー、裕ちゃん起こしてきてくれるー?今日裕子ちゃん早番らしいのよー」



裕ちゃんはあたしの隣に住んでいるあたしと幼なじみ。



「分かったー」


あたしはいったん自分の部屋に戻り窓を開けてベランダに出た。


あたしが住んでいるのはマンション。


あたしと裕ちゃんは隣に住んでいる。