「茉奈ちん、ここが俺達の寮です!」 そう自信あり気にドヤ顔して、千尋は言う 目の前にある建物は、一言で言えば…豪邸 洋風の大きな柱に、それと同様の大きな扉 「千尋、広そうなんだけど…」 「あ、俺?当たり前だ!俺の心はだだっ広い海よりも広いんだ!!」 「いや、千尋じゃなくて、寮が」 「あ、そっち?そっちですか」 だってだって、ここめっちゃ広いじゃん! しかもめっちゃ綺麗だし…