外は寒かった。 呼吸をするたび、白い煙が唇から出る。 駅前を通り、途中の公園のブランコになんとなく座ってみる。 「………」 本当は五月。既に失恋していた。 こんなんなら、早く告白しときゃあ良かった。 「好きだよ…怜太。」 駄目だ。止まんない。 瞳から大きな滴が落ちてくる。 次々、次々…。 「…っ……大好きだよ~!怜太っ」 私は大声をあげて泣いていた。