危険な彼女。


廊下へ出て、すぐ理科室の方向ーーーーー左に向けた俺の体に誰かが抱きつく。


「ちょっ…待ってよ。」

ーーーー茜は息を切らしていた。


「…なんか用?」

「…えっ駅前に新しいスイーツの店できて……よよよかったら、これから一緒に……」


顔は真っ赤だ。

足は震えている。


目に涙をうかべすらある。