・・・

すべての装備が終わったオレは、

車に乗り込んだ。

・・・

そこへタイミングよく、

携帯が鳴る・・・

どこかから見張られてるのか?

・・・

まあ、スパイが見ていれば、

簡単にどこにいるか知らせる事が出来る。

・・・

「…タイミングがいいな」

『それはどうも』

・・・

「で?どこに行けばいい?」

『この間、捜査官が殺されたあの屋敷に』

・・・

「・・・わかった」

『それでは。楽しい時間を・・・』

・・・

オレは電話を切り、

車のエンジンをかけた。

・・・

琴美が待つ、

屋敷に向け、車を走らせた。