「私は、特殊捜査官、

川上礼二といいます」

・・・

その言葉に、

さらに驚いた私。

いつの間に入れ替わっていたのか・・・

「前園さんと相馬のスパイ、

そして私、3人で業者に成りすまし

入った時の事です。

スパイには撃たれましたが、

防弾チョッキを着ていたので無傷。

死んだふりをしてその場を切り抜けた。

前園さんもそれを知っていた。

その後、私は運転手に成りすまし、

今までこちらで働いていた。

さっき、秀さんからの命令で、

相馬の身柄を確保するよう、命令が下りました」







「相馬を逮捕・・・?」


「そうです。

仲間が今礼状を持って、

相馬邸に向かっています。

私たちも急いでまいりましょう」


「私が誰なのかも知ってるの?」