別れ道での約束

「とりあえず座る場所は、ベッドだ」


「え?ベッド?」


「だって、他に並んで座れるとこないだろ?」


確かに2人並んで座れるとこはない。

でも、並んで座る必要もないと思う。


「出来るだけ、そばにいたいから」


久々に聞く甘い台詞。


大智の横に座る。


これから確認しようとしていることを思うと、緊張する。


「咲良がこっちに来ているなんて、びっくりしたよ。初めての北海道だろ?北海道はどう?」


「うん、絵を描きたくなる景色がいっぱいだよね」


「ハハッ、さすが美大生の感想だな」