別れ道での約束

またさらりと恥ずかしいことを言う。


その後、委員会が始まったので、お喋りは中断。


今日の作業はポスター作り。


絵を書くのが好きな私はこういう作業が好きだった。


「あれ?何か曲がってしまう…。あー、もう!ダメだ」


隣りでキャッチフレーズを書く大智がペンを持ち、悪戦苦闘していた。


私はそっと覗いた。


「クスッ、ほんとだ。曲がってる~」


「笑うなよ」


「定規使えばいいんだよ」


私は自分の定規を渡した。


「サンキュー。しかし…めんどくさいな」


大智にはこういう作業が向いてないらしい。


「望月~、俺の分も書いてよ。お願い」