別れ道での約束

怖い…。


女の妬みは怖いのだ。

私と大智は一緒に登校するだけの友だちなのに…。
勘違いされたのかもしれない。


放課後、委員会があって、指定された教室に入ると既に大智がいた。


「望月~」


私に気付いた大智が手招きする。


「ここ座れよ」


私は頷いて、隣りに座った。


「ほんと、いつも強引だよな~」


私のもう一つの隣りに光太くんが座った。


「余計なこと、言うなよ…光太」


大智は軽く睨んだ。


「咲良ちゃん、ヤッホー!」


大智の隣りから顔を出して、手を振ったのは細野明日香。