最高の偽装lovers

シェフの格好をした浩輔だった。

・・・

「どうしてここに?」


「この会場の料理を頼まれたんだ。

大きなホテルだし、ここ専属の

シェフもいるのにって、断ったんだが、

どうしてもって、頼まれて」

・・・

そう言って苦笑いをした浩輔。

私も思わず笑みがこぼれた。

・・・

「…嬉しい。

今夜は、浩輔にも祝ってもらえる。

素敵は日になりそう」

そう言った私の頭を、

浩輔は優しく撫でた。

・・・

『それでは授賞式を始めたいと思います』

進行役の声が聞こえた。


「じゃあ、また後で」


「ここから見守ってるから」

私は微笑み、前に進んでいった。