祐司には、病室に戻ってから兄に携帯電話を借りてメールをした。 それから10分程で、汗まみれになりながら病室にやって来た。 病室にカナの姿があるのを見て、無言で腕と腕をぶつけた。 言葉なんていらない… 俺達はそんな仲だった。 俺が最後に頼れるのは祐司で、祐司は俺を信じて最善の事をしてくれる… 確かに一度は裏切られたが、もうそんな事は忘れた。 祐司も二度とあんな事はしないだろう。 あれから2年半… 退院したら一緒に飲みに行こう。 一晩あれば2年半なんて時間は、埋められる筈だ。 .