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…――医者は意識が回復した俺を見て、しかもいきなり歩いた姿を見てかなり衝撃を受けていた。

しかしお陰でその様子から、骨折が治る2ヶ月後には退院出来る見込みだそうだ。



母親は屋上から病室に戻る間中ずっと泣いていて、病室に入るなり過呼吸で俺のベッドに倒れ込んだ。


もう今の俺に、母親に対しての恨みなどは全く無い。

毎日1時間以上かけて通って来る母親には、十分に子供に対する愛情を感じている。



兄に対しても同じだ。

いくら母親の頼みとは言え、毎日文句も言わずに車を運転してきているのだ。

これからは兄弟が力を合わせ、時には喧嘩をしながら家族を支えていかなければならない。


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