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俺はパソコンの正面に立ち、Wordを起動させると文字を打ち込んだ。

祐司はその様子を見て固まっていたが、今は構っている暇はない。


>俺をこのマンションの外に出してくれ


「…――お前、ひょっとして大樹なのか?」

俺分かり易く、オーバーな程に頷いた。


「よし」

祐司はそれ以上は何も言わず、俺を抱き上げると扉を開けエントランスに走った。



「大樹!!
何だかよく分からないが、頑張ってこいよ!!」

エントランスで下ろされた俺は一度祐司の方を振り返り、走り始めた。


カナがいる場所は分かった。今日カナが唯一行ってない場所…

それは病院だ!!


間違いなく病院に向かった。最後の別れを告げる為に…


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