それを男は察したのか、ニコッと笑った。



コイツ…ぶっ潰す!!


…門から落ちた俺が到底言える話ではないけど。



「いやぁあんなに良い顔する子はなかなか居ないよ~」


「うるせーよ」


「はいはい」



…ん?

コイツ…今他の顔を知ってるって言ったようなもんだよな?


ちょっと待て、此処もしかしてヤバいんじゃね…


俺のその予感は、すぐ当たる事となった。