「あーなんかスッキリしたよ神様。
悦びも悲しみも全部含めて人生かぁ…………確かにそうかもね」
「そうじゃよ♪それに、人を笑わせて幸せな気分にさせるのは、人間にだって出来るじゃろ？」
「ああ、コントだ！コントならそれが出来る！
俺達の劇団……………って、ヤバイ！もうこんな時間か！舞台の仲間に怒られちまう！」
すっかり道草を食っていた事に気付いた男は、神様に別れの挨拶をすると、慌てて雪道の中を走り出した。
その後ろ姿を、神様はなんともにこやかな笑顔で見つめていた。
すると……
「うわああぁぁぁぁ～～～～っ！」
あまりに急いで走っていた為に、男は雪で凍った路面に足を滑らせ、そのままヘッドスライディングのように路面を滑走していった。
「どわああぁぁぁっ！犬のウンコ！
犬のウンコがあああぁぁぁっ！」
どうやら、男の進む先に犬のウンコがあったようだ。
神様は、空に昇りながらそんな男の様子を見て呟くのだった。
「それもまた、人生よ……」
END
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三笠さん、誕生日おめでとうございます！
これからも三笠さんの未来が、良いウン勢にみまわれますよう心より願っています♪
今後とも、面白いコメディでオイラ達を楽しませて下さいませ☆
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