嫌な顔になる事もなく 一星は頷いた。 すると、傷に触れないように 一星があたしの背中に手を回した。 爆発しそうな心臓を抑え あたしも一星の背中に ゆっくりと手を回した。 「……………………。」 「……………………。」 無言で抱き合う中 時計だけがカチカチと音を立てていた。 初めて一星と“幼なじみ”という枠から 越えられたような気がした。