ぱっと頭を上げて
「でも!何も参加してないのに
当日だけ楽しもうなんて考えてないから
みんな今日は楽しんで!!」
静かな教室を出ようとしたとき…、
「出ていくなんて許さねーぞ!
来なかった分働いてもらわなきゃな。」
「入院してたなんて知らなかったのに
偉そうに言ってごめんな!」
「…………ったし!
奈々ちゃんに来て欲しかった!
今まで無視してごめんなさい……。」
男子は偉そうに、でも優しい言葉で
笑顔をくれた。
……………だけど、こんなことないと思ってた。
いつもあまり話さなくて
オドオドしてる女の子があたしに
来て欲しかったと言ってくれた。
男子には悪いけど
その言葉が一番嬉しかった。

