アタシは見てしまった。







「じゃ、またデートしてもらおうかな。」


「おっけ。退院したらね!」


そのあと他愛も無い話をして

光汰は帰っていった。





光汰が帰ったのを見計らってか

美代子ちゃんが入ってきた。


「美代子ちゃん…どうしたの……?」



「奈々…………ごめんね、本当に。


一花が落としちゃったんだってね。


奈々のこと。」

いつもキャピキャピしてる

美代子ちゃんが真剣な顔をして

深々と頭を下げていた。




「大丈夫だって!

そんな頭下げないでよ。ね?

頭軽く打っただけでなんとも無いんだから。」


ガッツポーズをすると

美代子ちゃんに抱きしめられた。